ベランダタワーの製作

はしごタワー アマチュア無線

またまた、今回もアマチュア無線の話題。どうも、私の場合この歳になっても悪い癖は抜けていないようで、思いつきでいろいろやってしまうところがある。今回も、ローカル局から電波がしょぼいとか言われて、なんとか少しでも高いところにアンテナを設置したいとの思いがあった。

考え出すと、もう止まらない。あれやこれやと考えたが、クランクアップタワーは金銭的な理由でボツ、自立タワーやパンザーマストもメンテナンスなどで高いところに登らなあかんのでボツ。そこで選択肢はルーフタワーということになったのだが、ステーを取るための方法がいまいち思い当たらない。

軒が出っ張っているのでそこから金具等で引っ張り出しても、果たして強度的に大丈夫なのか?軒下から引っ張り出しても、樋や瓦をベリベリとやってしまうのでは?とか心配になりいまいち踏み切れない。(友人の大工さんに相談しても、強度が持たんやろとの話)

そこで、ネットを漁っているとどうも、目的にピッタリの方法があった。そうです。2連はしごを応用したもの。

この2連はしごをベランダの手摺に固定し、はしごの跳ね上がり防止を単管パイプでなんとかならんかと、カットアンドトライでやりだした。

まずは、はしごを固定するアングルの取り付け。(ベランダの手摺にLアングルとUボルトで取り付ける)このアングルにはしごを取り付けるという方法。

Lチャネルを買ってきて、適当な長さにカットしUボルトで固定。

次に、これにはしごを取り付けるわけだが、はしごの踏みざんをこのアングルとUボルトで固定と考えていたが、床面からの高さが、このアングルのUボルトが取り付けられる位置に合わず、下はしごにUボルトのを取り付けられる穴をUボルトのピッチ(70mm)で穴を開けた。

左右それぞれ2箇所に穴あけ

これで、なんとかベランダとの固定はできるが、トップヘビーなのでな値上がり防止策を考えないといけない。

それと、もう一つこの案に踏み切った理由は、マストベアリングとローテーターを置く台がなんと、はしごタワー用としてロケットアマチュア無線本館から発売されているではないか。これGood!!TN30N

はしごの踏みざんにUボルトで固定。上下2台使用し、上はマストベアリング、下はローテーターを取り付ける。多分であるがほとんどのはしごにも、ローテーターやマストベアリングに対応している。実際私がネットオークションで落札した、八重洲無線のマストベアリングとクリエイトデザインのローテータも問題なく取り付けられた。

あと跳ね上がり防止のつっかいぼうの設置を行う。

こんな感じ。

ローテーターとマストをとりあえずセットしてみたが、なんとかなりそうだ。はしごにも登って上のマストベアリングの取り付けも行ったが、はしごは意外と安定しており、垂直になっているにも関わらず、安心感があった。(まぁ、家の屋根を腰掛け代わりに使えてたというのもあるが)

あとは、アンテナ(ちょっと指向性のある八木アンテナを入手したいなぁとヤフオクを物色中!)を取り付けて完成だ。

はしごタワー

はしごをUPしてもまぁまぁ安定。でも強風ではちょっと不安も。

で、次はステーを考えないといけないが、これはここから直接庭の地面に2箇所、壁側にアンカーを1箇所うまく固定できないか検討中で、それまでは下げた状態で使用しようと思っている。

ちなみに今のマストパイプは3mだが4mのものでも良かったかもと思っている。(またはローテータ台を上に持っていく)

いやー、アマチュア無線。やりだしたら金かかりますね。ちなみに今回の出費は、はしご23000円、ローテータ台2個で18000円、パイプ、金具などで15000円ほど。ローテーターはオークションで28000円、マストベアリングは2300円やったかな?まぁ、タワーに100万近く変えること思えば安いもんですが。。。

これなら撤去も簡単やし、良いんじゃないでしょうか。

お悩みの方に参考になれば、幸いです。

JR3MBZ

 

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